HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン定期予防接種に関するお知らせ
公開日:2024年4月1日
HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)の定期接種について、最新の知見から予防接種の有効性が
副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。
現在、HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、
定期接種が行われています。
対象の方は、公費でHPVワクチン接種ができることをお知らせします。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされてい
る一般的なウイルスです。子宮頸がんは、このHPVの感染が原因と考えられています。
(対象期間を過ぎますと、自己負担となります。)
田川管内のHPVワクチン接種可能医療機関リスト
必要な方は予診票をダウンロードの上ご使用ください
HPV予防接種予診票
筋肉注射で、インフルエンザの予防接種等と比べて、痛みが強いと感じる方もいます。
ワクチンの接種を受けた後に、まれにアレルギー症状(呼吸困難や蕁麻疹)や頭痛・嘔吐・手足の力が入りにく
いなどの重い症状が起こることがあります。また、広い範囲の痛み、手足の動かしにくさ、不随意運動といった
多様な症状が報告されています。
ワクチンが原因となったものかどうかわからないものを含めて、接種後に重篤な症状として報告があったの
は、ワクチンを受けた1万人あたり約6人です。
ワクチンを合計3回接種しますが、1回目、2回目に気になる症状が現れたら、それ以降の接種をやめることがで
きます。
福岡県内のヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関
ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口
接種後、健康に異常がある際は、まず接種を受けた医師・かかりつけの医師にご相談ください。
副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。
現在、HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、
定期接種が行われています。
対象の方は、公費でHPVワクチン接種ができることをお知らせします。
ヒトパピローマウイルス感染症とは
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされてい
る一般的なウイルスです。子宮頸がんは、このHPVの感染が原因と考えられています。
HPVワクチンについて
現在、HPVワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シ
ルガード9)の3種類あります。
2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)は、子宮頸がんをおこしやすい2種類(型)の
感染を防ぐことで、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
9価ワクチン(シルガード9)は、子宮頸がんをおこしやすい7種類(型)の感染を防ぐことで、子宮頸がんの
原因の80~90%を防ぎます。
定期接種対象者
小学校6年生~高校1年生相当の女子接種回数・接種スケジュール
医療機関でご相談のうえ、どれか1種類のワクチンを接種します。
ワクチンの種類や接種する年齢によって、接種回数や接種間隔が異なります。
9価ワクチン(シルガード9)の標準的なスケジュール
- 1回目の接種を15歳になるまでに、9価ワクチン(シルガード9)を接種する場合
中学1年生の間に、6ヶ月の間隔をおいて2回接種を行います。
- 1回目の接種を15歳になってから、9価ワクチン(シルガード9)を接種する場合
2か月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。
2価ワクチン(サーバリックス)の標準的なスケジュール
中学1年生の間に、1ヵ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。4価ワクチン(ガーダシル)の標準的なスケジュール
中学1年生の間に、2ヵ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。接種料金
無料(対象期間を過ぎますと、自己負担となります。)
これまでに2価ワクチンまたは4価ワクチンを1回または2回接種した方へ
原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めされていますが、医師と相談の上、途中から
9価ワクチンに変更し、残りの接種を完了することも可能です。
この場合にも、公費で接種することができます。
接種を希望する場合
事前に医療機関を予約し、保険証、接種される方の母子手帳をもって病院を受診してください。田川管内のHPVワクチン接種可能医療機関リスト
必要な方は予診票をダウンロードの上ご使用ください
HPV予防接種予診票
副反応について
多くの方に、接種を受けた部分の痛みや腫れ、赤みなどの症状が起こることがあります。筋肉注射で、インフルエンザの予防接種等と比べて、痛みが強いと感じる方もいます。
ワクチンの接種を受けた後に、まれにアレルギー症状(呼吸困難や蕁麻疹)や頭痛・嘔吐・手足の力が入りにく
いなどの重い症状が起こることがあります。また、広い範囲の痛み、手足の動かしにくさ、不随意運動といった
多様な症状が報告されています。
ワクチンが原因となったものかどうかわからないものを含めて、接種後に重篤な症状として報告があったの
は、ワクチンを受けた1万人あたり約6人です。
ワクチンを合計3回接種しますが、1回目、2回目に気になる症状が現れたら、それ以降の接種をやめることがで
きます。
接種後に、健康に異常があるとき
福岡県内のヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関
ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口
接種後、健康に異常がある際は、まず接種を受けた医師・かかりつけの医師にご相談ください。
関連ファイル
関連リンク
- 厚生労働省ホームページ ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(外部サイトにリンクします)
- 厚生労働省ホームページ HPVワクチンに関するQ&A(外部サイトにリンクします)
お問い合わせ
保険健康課 健康づくり係
窓口の場所:本庁舎1階 6番
電話番号:0947-32-8401
ファクス番号:0947-32-4815